あなたはなぜ起業したいのか?

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 あなたはなぜ起業しようと思うのか?

 起業する理由は人それぞれだろうが、起業で成功するためには、というよりも失敗する確率をできるだけ低くするには、起業する理由を自分自身に何度も問いかけてみる必要がある。

 実はすべてのスタートラインであるこの段階ですでにボタンを掛け違えている人が実に多いのである。
 別の記事で解説するが、独立したり起業してうまくいく確率はあまり高くない。独立・起業というのは、かなりのリスクを伴うチャレンジなのである。

 だがそのような大きな勝負をするのに、なぜ独立・起業するのか自分でもよく分かっていないというのでのは、すでに半分失敗しているようなものだ。

失敗する人の多くは独立・起業する理由が抽象的
 自分で事業をやっていると、何のためにこの事業をやっているのか分からなくなるという事態にしばしば直面する。このときに、なぜ起業したのかをよく理解しておかないと大きな判断ミスを犯す。「なんとなく起業しました」でうまくいく人もいるだろうが、数としては極めて稀だ。

 起業する理由はより具体的であることが重要である。

 起業する理由としてよく耳にするのが「自己実現」というキーワードである。もちろん自己実現は大切なことなのだが、もし「自己」とは何なのかを一言で説明できないようならば、厳しいようだが起業するのは止めた方がよい。

 このことに限らず、ビジネスはシビアな現実が支配する世界である。この世界ではそもそも抽象的なものは存在してはならない。
 「自己」というのはいかようにも解釈できる抽象的な言葉で、逃げ道だらけである。自己実現と言っても具体的にはいろいろあるはずだ。

 お金を1億円儲けたいのか、社員1000人を抱える企業に成長させたいのか、自分の能力だけでメシが食えるようになりたいのか、理由は具体的でなければならない。

「自己実現」は逃げのキーワード
 このあたりを明確にした上での「自己実現」ならよいが、「自己実現」を口にする人の多くが、具体的な目標設定からの逃げ道としてこのキーワードを使っている。
 さらによくないのが、現状に対する漠然とした不安から「自己実現」したいというパターンである。何が不安なのかが分からないと、起業してその不安を払拭できるかどうかすら分からないではないか。

 かなり厳しいことを書いたが「フツー」の人が失敗する確率をできるだけ低くして独立・起業を成功させるには、現実を見据えた上で、具体的な目標を立てることはとても大事なことである。
 なぜ起業するのかを問いかけることは、最初の一歩といってよい。

 次回は独立・起業する理由についてもう少し詳しく書いてみたい。

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