起業する理由として良くないのは?

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 独立・起業する理由としてもっとも良いパターンは、その理由が具体的でシンプルであることだ。例えば以下のような理由で独立・起業する人は、成功確率が高い。

 ①自分は年収2000万円欲しいが、今の会社ではムリだから
 ②会社で新事業を提案したが否決された。どうしても自分でやりたい
 ③上司に使われるのは絶対嫌だ
 ④他人や組織に依存する人生は送りたくない
 ⑤自分のアイデアを何としても具体化したい

 人生において何がモチベーションになるのかは人それぞれである。

 それがお金の人もいれば、地位や名誉という人もいる。自由であることを何よりも重視する人や、面白いことを追求したいという人もいるだろう。
 
 何を欲しがるのかは、この際なんでもよい。大事なのは、自分は何を欲しているのかを明確に理解することである。

 これが分かれば、あとはそれに向かってまっすぐ進むだけである。結果は後からついてくるものなので、あれこれと考えてもしょうがない部分もあるのだ。

漠然とした不安から独立・起業するというのは最悪
 良くないのは、漠然とした不安から独立・起業するというパターンだ。筆者に独立を相談しにきたAさんは、独立の理由として将来への不安を挙げた。

 筆者「将来の何が不安なのですか?」
 Aさん「会社も安泰かどうか分からないし、私もリストラされるかもしれません」
 筆者「自分で事業を立ち上げる方が安泰ということですか?」
 Aさん「そういうわけではないのですが・・・」

 本人は気づいていないが、Aさんは独立の相談をしに来たのではない。リストラの不安を筆者に聞いてもらいに来ただけである。

 会社が安泰がどうか分からないので不安だから起業する。この論理でいくと、自分で事業を始める方がリスクも少なく安泰だということになる。そんなバカなはずがない。

 リストラが不安だというが、サラリーマンとして会社にしがみつくよりも、社長業の方が簡単だとでも言うのだろうか?
 
 会社の将来が不安だから起業するという理由はあってもよい。だがそれは、以下のようなものでなければ意味がない。
 「ウチの会社は今のままでは将来がない。こんな会社と一緒に沈没なんてゴメンだ」

 またまた厳しいことを書いたが、独立・起業はうまく実行すれば、老後の年金問題なども含めた将来への不安を解消する有力な手段になる。だが、漠然とした不安を安易に解消するための道具ではない。

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【本サイト主宰者 加谷珪一のブログ】
評論家 加谷珪一のわかりやすい「お金」と「経済」と「ビジネス」の話

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